開発者インタビュー
  • 綾野伊都子
  • 多田悦子
  • 吉田知紗

ファンシーだけでなく、大人向けのデザインもされていると伺いました。

はい。OLさんや主婦の方々向けの雑貨などをデザインしています。「こういうものが欲しかったんです!」と共感してもらえるものを作りたい。お客様に喜んでいただけることが、私の喜びになります。また、大人向けの商品については、可愛いだけじゃなくて「使いやすい」デザインであることも心がけています。

入社してよかったと思うことがたくさんあるとか?

クーリアには3つの強みがあると思っています。ミーティングが充実していること、相談しやすい風土であること、連携力があること。 ミーティングでは、みんなでどんどんアイデアを出し合い、少し脱線した雑談からでさえもいいものが生まれたりしています。普段から和気あいあいとした雰囲気があり、常に前向きでいられる環境が速やかな問題解決に繋がったり、一丸となって商品開発に取り組めたりしています。
こういったコミュニケーション力の強みがヒット商品に繋がっているので、とてもやりがいがあり、楽しみながら携われています。

自分なりのこだわりと、将来の夢を教えてもらえますか?

会社が大きくなるにつれ、部署を超えた連携がより大切だと実感しているので、伝えること、共有したいことなどを細やかに表現できるよう心がけています。デザイナー間では、例えばドットパターンのサイズや感覚でも『よりかわいい』を表現するために微調整を行い、なぜそのほうが良いのかを伝え合っています。こういったきめ細やかなものづくりは、クーリアブランドの完成度にも表れていると思います。これからの夢は、ファンシーや生活雑貨以外のデザイン領域にもチャレンジすること。様々な業界とのタイアップ企画などに興味があり、どんどん提案していきたいと思っています。

入社までの経緯がユニークと伺いましたが、教えてもらえますか?

高校卒業後、4年間調理の仕事に就いていました。でもデザインの夢が捨てられず、アシスタントデザイナーとして仕事を始めました。その後飲食店等で働いていたところ、クーリアの募集をみて応募しました。あまり金銭的に余裕のある状況ではなかったので、面接時には百円均一で買った画材で臨みました。他の応募者は芸大卒で画材も良いものを使用しているようでしたが・・経歴よりもデザインを評価してもらえたのだと思います。

現在は、オリジナルキャラクターの開発をされているとか?

これまでに「おじぱん」「おっちゃん」などのキャラクターを手掛けてきました。圧迫感がない、生活に溶け込めるキャラクターをどんどん生み出していきたいと思っています。売場に行った際に、私が関わった商品を手にとって「何か気になる!」と言ってくれている方を見ると、とてもやりがいを感じます。

どんなふうに情報収集をしていますか?

ジャンルにとらわれず、あらゆる媒体を見るようにしています。朝の情報番組や男性向け雑誌、深夜アニメなど、色々なターゲット層・種類の媒体を見て、アンテナを張りめぐらせています。「ネタ探し」という感覚だとビビッと来ません。あとは、後輩の意見です。固定観念縛られていないので、結構的を射ていて、新鮮だったりします。

ヒット商品「おっちゃん」について教えてもらえますか?

開発当初、実は社内の評判はあまりよくありませんでした。「気持ち悪い」と・・(笑)。でも、街頭アンケートをしたら社内の評判に反して毎回評判がよく、それを受けて商品化に踏み切りました。実際蓋を開けたら売上も上々でした。お客様に喜んでもらえることを第一に、社内の意見に固執せず、デザイナーが出した案はできるだけ汲んでもらえる風土があると思います。

募集がなかったのに、商品の裏を見て応募されたと聞いていますが?

はい(笑)。クーリアという会社から可愛い商品がたくさん発売されていて、自分も是非こういう商品開発に携わりたいと強く思ったからです。商品のパッケージ裏面に書かれている電話番号に電話をして、面接してもらいました。
入社後に感動したのですが、どのデザインでもかなり細部にまでこだわって繊細に作りこんでいます。ただ、その中でも独りよがりにならないことは心がけています。デザイナーはアーティストとは違います。市場調査や流行などをしっかり踏まえてから世の中に受け入れられる商品を、と考えています。

クーリアに入社してよかったと思えたことは何ですか?

自分の意見をきちんと言える会社だということです。ただ絵を描くだけではなく、自分がどんなふうに考えてデザインを作ったのかを言える、相手の意見もしっかり聞いて活かせる場があるのは、とても大事なことだと感じています。そういう会社と出会えて、本当によかったと思います。

代表的な作品は何ですか?

Girl’sMakeシリーズです。Girl’s Makeは「女の子の中にある『かわいい』を引き出し、自分自身をプロデュースするステーショナリー」ということを基本コンセプトに、その時々のテーマを考えデザインしています。私はステーショナリーチームの統括をしていますが、文房具以外にもお弁当箱など色々な商品に展開しています。今後もコンセプトのあるキャラクターやシリーズを生んでいきたいと考えています。